俳優の阿藤快さんが亡くなりましたね。
ビックリしました。
死因は大動脈瘤破裂胸腔内出血だそうです。
ずっと背中の痛みは訴えていたようですが、きちんとした検査などは受けていなかったようですね。
忙しかったからでしょうか・・・。
阿藤さんは現役バリバリの俳優で、人気ドラマ「下町ロケット」の第一話に弁護士役で出演したばかり、1日には舞台「MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~」の千秋楽を迎えたばかりで、8日には福岡市で行われた映画「シネマの天使」の舞台挨拶にも参加したそうです。
ですから、本当に亡くなる直前まで俳優としての仕事をしていたんですよね。
確かに、阿藤さんていつもテレビでジャンル問わず見かけるイメージ。
4日には友人とゴルフを楽しんでいたそうです。
あまりにも突然で惜しい死ですよね。
デイリースポーツによると、「MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~」に主演し、阿藤さんと共演した大林素子は、阿藤さんがスタッフや共演者には告げずに病院に行き薬をもらっていたことを知っていたそうです。
かなり肩や背中の痛みが強かったでしょうけど、阿藤さんは何科を受診していたんでしょうかね。
痛み止めだけをもらうような感じだったのでしょうか。
でも、舞台をやっていると、検査などで長く時間をとることもできなかったでしょうし、阿藤さんは周囲に心配をかけまいとしていたのかもしれないですね。
そして、30日の打ち上げも「本番だけやって帰るわ」とキャンセルしたそうです。
きっと体調は最悪だったんでしょうね。
阿藤さんはテレビ画面から伝わってくる人柄そのままの方だったようで、多くの芸能人から惜しむコメントが寄せられているようです。
放送中の「下町ロケット」の共演者たちもみな驚き悲しんでいるようです。
阿藤さん、本当に優しい方だったんですね。
主演の阿部寛さん、真矢みきさん、泉谷しげるさん、ピーターさんらがショックとお悔やみの言葉を語っていました。
阿藤さんは新宿の自宅マンションで一人で亡くなっているところを部屋を訪れた妹さんと事務所スタッフに発見されたそうです。
奥さんとはすでに別れ、長男も結婚して阿藤さんは1人暮らしだったようですね。
14日が阿藤さんの69回目の誕生日だったようですが、どうやらその日あたりに亡くなっていたようですね。
「孤独死」というふうに感じるところもありますけど、でも仕事に恵まれ仲間に愛され、長く患わずにひっそりと亡くなった阿藤さんの死を少し羨ましく思う人もいるのではないでしょうか?
阿藤さんは人間としてとても理想的な最期だったような気がします。
もちろん仕事はまだまだやりたかったでしょうけれどね。阿藤快さんのご冥福をお祈りいたします。